②トヨタ ランドクルーザー70

●2023年10月31日 東京モビリティショー 再再販ランクル70 撮影 自然写真家・石井孝親

10時30分頃トヨタブースに到着しましたが、黒山の人だかり状態でまともに撮影出来ませんでした。

午後は更に人が増え施錠されていました。

好みですが、メッキグリルのオプションがあるのかな?

膨らんだボンネットはラジエターの冷却性向上と万が一事故の時に頭部を守る為だそうです。

だぶん、潰れやすい構造になっていると思います。

グリル上部の穴はランクル40のオマージュだそうです。

3ナンバーの再再販ランクル70のフロントバンパーは保安基準の関係で人が立ったり、座ったりすることも出来なくなりました。

尚、1ナンバーの再販ランクル70は大人が二人座って大丈夫でした!

電動ウインチのオプションも無いそうです。

これも保安基準関係だそうです。

車幅は1870と広いですが、室内は5ナンバーサイズなのです。

ミッションが大きいので運転席、助手席とも足元は狭く、今乗っているジムニーシエラの方が広く感じるくらいです。

余計な黒いオーバーフェンダーが邪魔だなあ!

ナローボディが個人的には好みです。

昔みたいにオーバーフェンダー付のZXとナローボデイのLXの2グレードだったです。

丸目に独立フェンダー復活!最高です!!

2007年のマイナーチェンジで4.5LのV8ディーゼルターボエンジンを搭載する為にフェイスリフトされましたが、

伝統的な丸目は角目になり、独立フェンダーも廃止されランクル60風のフロントフェンダーデザインに変更されましたが、

ランクル70ファンとしてはがっかりのデザインだったのを覚えています。

ライト、ポジションはLED化され視認性が向上したのは嬉しいですが、オプションでもヘッドライトウオッシャーの

設定は無いそうです。

リヤのもともとブレーキランプがあった場所には樹脂製のカバーが付きました。

バンパーに埋め込まれた方向指示器、ブレーキ、バックランプは悪路では破損しそうです。

トヨタ4WDナンバー灯の中央にはバックカメラが付いていました。

シフトノブをRにすると、ルームミラー内に小さくリアが映るそうです。

黒いバンパーの上も樹脂製でした。

確認はできませんでしたが、フロントバンパーと同じでステップとしては使えないかも知れません。

エンジンフード左横にあるアドブルーの給油口。

黒いカバー、青いキャップとも鍵はありませんでした。

いたずらが心配でランクル70の担当の方に聞くと「要望が多ければ検討致します。」と言ってました。

5MT仕様、ヘッドライトウオツシャーも今後要望が多ければ、対応の可能性もゼロではありません。

尚、ランクル70の担当の方は全てメモをとっていて、流石だと思いました。

再販ランクル70の時は1ナンバーのトラックなので積載を考慮した設計で6枚リーフでしたが、

再再販ランクル70は3ナンバー乗用車なので、2枚リーフになりました。

ランクル70の担当者の方が「跳ねることが減り、悪路でのストロークも増えましたので是非、試乗してみて下さい!」

と言っていたので、楽しみです。

再販ランクル70に乗っていた時は、リアシートに乗る家族から「ゴツゴツ跳ねるリアシートには座りたくない!」との

不満を解消する為に社外リーフに変更しましたが、若干乗り心地が良くなったくらいでした。

2019年の東京オートサロンの群馬トヨタRVパークブースに謎のランクル70の試作車が展示されていました。

何とリアはコイルリジットになっていて、リアのトレッドも広がっていて驚きました。

再再販ランクル70もリアコイルリジットに変更されるかな?と期待したらリーフのままリアトレッドも狭いままでした。

2007年のマイナーチェンジでフロントのトレッドも広がり、リアの方がかなりトレッドが狭いのですが、オーストラリア

では悪路や轍での操縦安定が悪いと改善要望が出ているみたいですが、今回も改善されていないように見えました。

このメーターを見て「あっ、このデザインは!!」と思った人はマニアですね(笑)

扇形のスピードメーターの形状はランクル40のオマージュなのです。

右側に液晶モニターが付き便利そうですが、10年くらいは持つのかな?

ハンドルには液晶モニターの操作スイッチが付き、下にはオートクルーズのスイッチが見えています。

オートクルーズは速度一定式だそうです。

ヘッドライトのレベリングダイアルにオートハイビームスイッチ。

ドアミラー調整スイッチ、ドアミラーは手動で畳める仕様です。

ドアミラーは変更され、横幅が広がり見易そうでした。

DPFの煤を焼くスイッチにアイドルアップスイッチ。

40年前から変わらずのマニュアエアコン!

冷房、暖房とも強力です!!

下には暖房を早める為に回転数を上げるスイツチ、2速発進スイッチ、牽引時に使うスイツチ。

リア熱線スイッチ、ダウンヒルアシストスイッチ、横滑り防止のOFFスイッチ。

▲今まで私はBJ70(ショート) PZJ77(セミロング・前後リーフ) GRJ76(セミロング・フロントコイル・リアリーフ)

と3台のランクル70に乗りましたが、再再販ランクル70は3ナンバー乗用車になりましたが、頑強なラダーフレームに

前後リジッドアクスルと作りはトラックそのものですから、必ず試乗してハンドリング、ブレーキ、乗り心地を試しての購入がオススメです。

一番、気になるのは販売価格です。

車両税込み価格がネットの噂だと450万円、480万円と驚きの価格でランクル300のGXが買えそうな価格です。

●2023年11月29日 ランクル70が9年ぶりに再再販されました。

価格は車両税込価格480万円でネットの噂は当たっていました。

月産400台程度で購入は抽選みたいです。

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